2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日買った本

伊藤整「小説の方法」 岩波文庫 2006年6月 久世光彦「書林逍遥」 講談社 2006年6月 P・G・ウッドハウス「でかした、ジーヴス!」 国書刊行会 2006年7月

内田樹「私家版・ユダヤ文化論」

文春新書 2006年7月20日初版 ユダヤ文化全体ではなく、「なぜ、ユダヤ人は迫害されるか」という問題のみを論じた本であるという。 当然それについては、「迫害する側」からの見方と「迫害される側」の見方の二つの対立する立場からの回答がありうる。…

今日買った本

武井武雄「本とその周辺」 中公文庫 1975年10月 青山二郎「眼の引越」 中公文庫 1982年11月 海野弘「秘密結社の歴史」 平凡社新書 2006年3月 大野芳「近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男」 講談社 2006年5月

今日買った本

内田樹「私家版・ユダヤ文化論」 文春新書 2006年7月

小谷野敦 「谷崎潤一郎伝 堂々たる人生」

中央公論新社 2006年6月25日初版 末尾の「跋文」で小谷野氏自ら書いているように「自分を信じ、数々の失敗を重ね、死の恐怖に襲われながら、堂々たる人生を歩んだ藝術家として」の谷崎潤一郎を描く伝記である。 「自分を信じ」というところが大事であ…

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小谷野敦 「谷崎潤一郎伝 堂々たる人生」 中央公論社 2006年6月 S・ミズン 「歌うネアンデルタール 音楽と言語から見るヒトの進化」 2006年6月 C・シャルル 「「知識人」の誕生 1880−1900」 藤原書店 2006年6月

今日買った本

磯田道史「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」 新潮新書 2003年4月 山本博文「日本史の一級史料」 光文社新書 2006年5月 仲正昌樹「日本とドイツ 二つの全体主義 「戦前思想」を書く」 光文社新書 2006年7月

磯田道史 「殿様の通信簿」

朝日新聞社 2006年6月30日初版 これは昨日の朝日新聞の書評で、浅野内匠頭がとんでもない殿様だったという話が書かれた本というような紹介をされているのが目にとまって、それで買ってきたのだが、なかなかそれだけの本ではない。 「土芥寇讎記」とい…

今日買った本

池内恵 「書物の運命」 文藝春秋 2006年4月 木村勲 「日本海海戦とメディア 秋山真之批判」 講談社 選書メチエ 2006年5月 金井美恵子 「目白雑録2」 朝日新聞社 2006年6月 大塚英志 「初心者のための「文学」」 角川書店 2006年6月 磯…

山田風太郎 「ラスプーチンが来た」

ちくま文庫 1997年10月 ちくま文庫版初版 1984年単行本初版 関川夏央氏の「おじさんはなぜ時代小説が好きか」を読んでいて、久しぶりに山田風太郎を読んでみたくなった(「おじさん・・・」で関川氏がとりあげているのは「八犬傳」であるが、これ…

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山田風太郎 「明治十手架」 ちくま文庫 1997年

関川夏央「「坂の上の雲」と日本人」 

文藝春秋 2006年3月31日初版 「坂の上の雲」は読んでいない。正確にいえば、最初の10ページ位しか読んでいない。司馬氏の本は、「この国のかたち」「「明治」という国家」「人間の集団について」といったものは読んでいるのだが、小説は一冊も読ん…

坪内祐三「同時代も歴史である 一九七九年問題」

文春新書 2006年5月20日初版 実は、関川夏央氏の「「坂の上の雲」と日本人」を読んでいて、なにか腑に落ちない感じがした。これと似たことを最近どこかで感じたなあと思って、思いだしたのが坪内氏のこの本である。これはざっと読んだだけだったので…

S・D・レヴィット&S・J・ダウナー「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する」

東洋経済新報社 2006年5月11日 初版 レヴィットという経済学者の説をダウナーというライターが書いた本。悪ガキなんてタイトルにあるが、レヴィット教授はきわめてまともな人である。もっとも、MITの経済学部でとった唯一の数学の講義の最初の授業…

今日買った本

関川夏央「「坂の上の雲」と日本人」 文藝春秋 2006年3月

A・ホブソン「夢の科学 そのとき脳は何をしているのか?」

講談社ブルー・バックス 2003年12月 前にA・ロックの「脳は眠らない」をみたときにid:jmiyaza:20060328、反フロイト派の闘将として紹介されていたのがホブソンである。本書を読むかぎりそんな戦闘的にも見えないが歳をとって枯れてきたのであろうか?…