2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日入手した本

E・トッド Y・クルバージュ「文明の接近 「イスラーム vs 西洋」の虚構」 藤原書店 2008年2月 片山杜秀 「音盤考現学」 アルテスパブリッシング 2008年2月 田中秀臣 「不謹慎な経済学」 2008年2月

今日入手した本

Q・ベル「ブルームズベリー・グループ」 みすず書房 1972年

内田樹「ひとりでは生きられないのも芸のうち」

文藝春秋 2008年 1月 ここでは「まえがき」だけ。内田氏はおおよそ以下のようなことをいう。 今の日本には、「公的なもの」は磐石であるから、いくら批判しても構わないし、むしろ強く批判すればするほど、「公的なもの」はますます強固で効率的なもの…

今日入手した本

L・ストレイチー「てのひらの肖像画」 みすず書房 1999年

L・ストレイチー「ヴィクトリア朝偉人伝」 

みすず書房 2008年2月 ストレイチーの「ヴィクトリア朝偉人伝」は、岩波文庫で「ナイチンゲール伝 他一篇」として全部で四人の伝記があるうちの二名の部分だけの訳がでていたうちの、ナイチンゲールのところだけ読んでいた。このたび中野康司氏の訳で全…

E・ポール「不思議なミッキー・フィン」

河出書房新社 2008年1月 訳者の今本渉氏が「あとがき」で書いているように、エリオット・ポールの名前が日本で知られているのは、ほとんど吉田健一を通してのみであるといってもいいのだろうと思う。 吉田健一は「書架記」(中央公論社 1973年)で…

橋本治「小林秀雄の恵み」(9)山本七平「小林秀雄の生活」

「新潮」1983年4月臨時増刊「小林秀雄追悼記念号」を20年以上の年月を経て、とりだしてきたみた。まだその全部をみたわけではないが、一番面白かったのは山本七平の「小林秀雄の生活」であった。(あとはやはり福田恆存の「『本居宣長』を読む」であ…