いま、河上徹太郎の本を読むひとがはたしてどのくらいいるのだろうか? わたくしも、吉田健一のお師匠さんでなければ読んでいなかった可能性が高いように思う。 この本は昭和45年(1970年)春の刊行にされたもので、前年の「新潮」の1月号から12月…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。