2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日入手した本

宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰作者: ニコラス・ウェイド,依田卓巳出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/04/22メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 18回この商品を含むブログ (13件) を見る わたくしは宗教が嫌いなのだが(その気…

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思想としての3・11作者: 河出書房新社編集部出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/06/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (13件) を見る いろいろな人が、3・11について語っている本。ざっとみたところでは加藤典洋さ…

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わたしの3・11 あの日から始まる今日作者: 茂木健一郎,堀江貴文,山田スイッチ,加藤千恵,竹内薫,渡辺浩弐,浅野智哉,雨宮処凛,石井光太,村治佳織,京田光広,渡辺満久,上杉隆,高橋源一郎,サンドウィッチマン・伊達みきお,サンドウィッチマン・富澤たけし出版…

林達夫「共産主義的人間」

中公文庫の昭和48年(1973年)刊行。カバーもなくなっているし、背表紙もこわれかかっており、酸性紙のためかページもだいぶ黄ばんでいるが、何回も読んだ形跡がある。 わたくしの記憶では、これが林氏の本を読んだ最初なのだけれども、書架にある筑摩…

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復興の精神 (新潮新書 422)作者: 養老孟司,茂木健一郎,山内昌之,南直哉,大井玄,橋本治,瀬戸内寂聴,曽野綾子,阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/09メディア: 新書購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (17件) を見る 3・11後につい…

[読書備忘録」S・モーム「昔も今も」

ちくま文庫 2011年6月 一日で読んでしまった。小説はこのくらいの長さがちょうどいい。このごろは無意味に長い小説が多すぎる。イタリア人の名前は覚えにくく、ところどころ人間関係が混乱したが、構造は単純な小説だから、そのまま読み進めてしまった。…

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昔も今も (ちくま文庫)作者: サマセット・モーム,天野隆司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/06/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (11件) を見る 出たばかりの本のようである。書店で偶然見つけた。どこかで見たタイトル…

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先生とわたし作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 67回この商品を含むブログ (88件) を見る 先日、四方田氏の「人、中年に到る」を読み、それで由良君美というひとも思い出して、由良氏の本を何冊か…

丸谷才一「梨のつぶて」

晶文社から1966年刊に刊行されている。黒い箱に入ったクリーム色の装丁の本で、丸谷氏の最初の文芸評論集である。(講談社文芸文庫の「日本文学史早わかり」に付された著書目録によれば、この前に「深夜の散歩」という著書が刊行されているが、これは確…

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響きの科楽作者: ジョンパウエル,John Powell,小野木明恵出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/06/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見る 偶然、書店でみつけた本。著者は作曲の修士号と物理学の博士号をもってい…

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病気の日本近代史―幕末から平成まで作者: 秦郁彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 著者は医学の方面の人ではなく、日本の軍事史などの専門家らしい。書店で立ち読みしていて、買っ…

河上徹太郎「有愁日記」

いま、河上徹太郎の本を読むひとがはたしてどのくらいいるのだろうか? わたくしも、吉田健一のお師匠さんでなければ読んでいなかった可能性が高いように思う。 この本は昭和45年(1970年)春の刊行にされたもので、前年の「新潮」の1月号から12月…

渡部昇一「知的生活の方法」

1976年初版の「講談社現代新書」の一冊である。わたくしが持っているのは1979年刊行の第26刷だから30歳過ぎに読んだことになる。刊行当時から評判は聞いていたのだが、絶対に読むものかと思っていた。「知的生活」という言葉に反発していたので…

G・ベイトソン「精神と自然」

「精神と自然」を読んだのが何をきっかけであったのかは覚えていない。わたくしがもっているのは1982年11月刊行の最初の単行本であるので、それよりは後であることは確かで、その頃は本を読むと読了した日を本の裏扉に書きつけることをしていて、それ…