2012-03-20から1日間の記事一覧

國分功一郎「暇と退屈の倫理学」(5)

最後の「結論」なのであるが、これが肩すかしをくった感じがする、きわめて淡泊なものである。3つある。 結論1) ああしなければいけないとか、こうしなければとか思い煩うことはない。 結論は本を読んできて最後に読むものであるから、読者は今までこの本…