2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日の続き

最近はほとんどテレビは見ないのだが、高校くらいまでは結構みていた。昨日の「ローン・レンジャー」に続いて、少し思い出してみる。 まず「パパは何でも知っている」。アメリカの中流(上流?)家庭を描いたホームドラマで、内容はまったく覚えていないが、…

ローン・レンジャー

新聞を見ていたら、映画「ローン・レンジャー」の広告があった。 かなり以前、S・キングの「IT」を読んでいて、最後の方で、主人公が坂道を自転車で下りながら、「ハイヨー、シルヴァー、それいけえええええ!」と叫ぶところがあった。("HI YO SILVER AW…

今日入手した本

ヨーロッパ史における戦争 (中公文庫)作者: マイケルハワード,Michael Howard,奥村房夫,奥村大作出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/05/01メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 84回この商品を含むブログ (35件) を見る 偶然本屋でみつけた本。この本…

J・グループマン&P・ハーツバンド「決められない患者たち」(3)

整形外科的治療 症例1)42歳女性。足の痛み。第1中足関節の骨棘、ガングリオン、関節炎。 整形外科医は手術をすすめる。彼女は若い時からSLEに苦しんできて、イムランとステロイドの副作用にも苦しめられてきた。数年で寛解にはいり、今は服薬は必要…

今週の「週刊朝日」の記事

今週の週刊朝日の記事に「医師会が認めない 製薬業界が公開する医者のカネ」というのがあった。なんでも2011年に日本製薬工業協会がつくった「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」とういうのがあるそうで、製薬会社が医療機関や医師に提供…

今日入手した本

蔵書の苦しみ (光文社新書)作者: 岡崎武志出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (37件) を見る あとがきに「本が増え過ぎて困る」というぼやきは、しょせん色事における「惚気」のようなもの」とある。「悪いオンナ…

J・グループマン&P・ハーツバンド「決められない患者たち」(2)

甲状腺機能亢進症の治療: ある患者は上記の診断を受け、放射性ヨードでの治療を勧められた。一回薬を飲めば治療は終わりで、あとは補充のホルモン剤をのむだけ。他にも抗甲状腺剤、外科治療があるがこれが一番いい、と。彼は19歳で糖尿病を発症し、いまだ…

J・グループマン&P・ハーツバンド「決められない患者たち」(1)

医学書院 2013年3月 わかりにくい題名だが、原題は「Your Medical Mind : How to decide what is right to you 」で、自分にとって最良の治療は何かであり、それを決めることがいかに難しいかを論じている。「患者の治療選択」というような題名の方が本…

今日入手した本。

ドキュメント 深海の超巨大イカを追え! (光文社新書)作者: NHKスペシャル深海プロジェクト取材班,坂元志歩出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/07/06メディア: 新書この商品を含むブログ (93件) を見る ダイオウイカ(大王烏賊)というとんでもなく大きなイ…

P・C・ディヴィス「ブラックホールと宇宙の崩壊」

岩波現代選書 NS 1983年 この本を取り上げるのは二度目。今回これを思い出したのは、雑誌「考える人」最新号の特集「数学は美しいか」での「私が世界で一番美しいと思う数式・証明」で竹内薫氏がカントールの「対角線論法」をあげていたのを読んでであ…

東谷暁「経済学者の栄光と敗北」(7)クルーグマン・シラー・スティグリッツ

一時隆盛をきわめたシカゴ学派にかわってでてきた新しいケインズ派として、この3人が紹介されている。 クルーグマン クルーグマンは本書では常に自信満々で政策を提言するが、見解をころころと変えるひととして紹介されている。 わたくしがクルーグマンをは…