今日入手した本

 

 とても恥ずかしいことながら、富士川英郎氏と富士川義之氏を同じ人だと思い込んでいた。名前も違うのに! 富士川という幅広い知識をもつ文人がいて漢詩とか英文学とかについていろいろ書いているのだと思っていたのである。義之氏は英郎氏の長男なのであった。そして英郎氏の父が医史学者の富士川游であるのだそうである。その「日本医学史」はちらっと覗いた記憶があるが、名前が鷗外の「渋江抽斎」に名前がでてくるということは、「渋江抽斎」を巻頭近くで挫折しているわたくしは知らなかった。
 「萩原朔太郎」という詩が面白い。