今日入手した本

 

音楽と感情

音楽と感情

 この著者の前著「ピアノ・ノート」が面白かったので。
 
音楽の科学---音楽の何に魅せられるのか?

音楽の科学---音楽の何に魅せられるのか?

 書店で上の本のとなりにおいてあった。この手の本に弱いので買ってきたが、とても厚い本で果たして通読するかどうか? ざっとみたところでは結構こちらの知っていることも多いような印象。
 和声の分析のところでちょっと気になるのが、多くのカデンツァ構造の説明がト音記号の譜面だけで書かれていること。西欧音楽のカデンツァの基本は根音の進行(C‐F‐G‐C)にあると思うので、和声の分析ではピアノ譜での4声体で記す必要があるのではないかと思った。