WINDOWS8

 2月ほど前から、現在自宅で使っているノートパソコンに「× ハード ディスクの問題が検出されました」という表示がでるようになり、次第にその頻度が増してきた。一応バックアップをとって恐る恐る使っていたが、停止することはなくなんとかきていた。しかしなんだか気分が悪いし、そうかといって修理にだすためにいったんバックアップをとって初期化するのも面倒だし、WINDOWS8も出たことだし、ノートパソコンを買い替えることにした。8に変える必要はまったくないのだが、店できくとWINDOWS7のマシーンはもうほとんどおいていないらしい。で、8のノートパソコンを買ってきたのだが、使いにくいことおびただしい。それで仕方なく解説書を買ってきたのだが、それに「マイクロソフトの思惑は理解できますが、従来のWindowsユーザーは間違いなく面を食らいます」などと解説者自身が書いている。「素晴らしいOSがでました。ぜひ、乗り換えましょう!」というような高揚感はゼロなのである。こんなことは初めてのように思う。
 タッチパネルでなく、マウスで操作するノートパソコンなのだから、8である必要はないわけで、もっぱら最初の画面からデスクトップに切り替えて使うという情けないことになっている。
 今回大変だったのがデータの移行で、乗り換えソフトを使ったのだが、なんと200Gに近いデータである。何でかと思ったら、一時、CDプレーヤーは使わずにipodに音楽データを入れてしまおうなどと考えて、ipodクラシック160Gにどんどんリッピングしてデータを入れてしまった。それがあらかた満タンになっている。その元データがパソコンの中にあって、それを延々と移動するわけである。予想移動時間20時間などとでて、仕方なく、夜のあいだ抛っておいたら、翌朝途中で停止している。ハードディスクの問題のためなのだろうか? それで苦節3日間でようやく移動が終わった。正月休みのかなりがそれでつぶれてしまった。
 WINDWSマシーンというのもそろそろ終わりなのだろうか? マイクロソフトもだんだんとガラパゴス化してきているのかなあ?という気もする。 こちらが自宅のパソコンで使っているのが、インターネットとメールがほとんどで、あとはテキストエディターとパワーポイントくらい(ワードやエクセルはほとんど使わなくなってしまった)。それならipadでもほとんど用が足りるのかもしれない(パワーポイントは厳しい?)。
 新しいもの好きなので、ipodはタッチとクラシックをもっていて、ipadは第3世代とminiをもっている。さらには最近キンドルパーパーホワイトまで買ってしまったが、携帯はいまだにガラパゴスである。そろそろ統一する方向を考えなくていけないのかなあとも思う。
 といいながら、どんどんと世の流れからは置いていかれるのだろうと思ってもいる。なにしろ、一番使っているのがガラケーと自宅のパソコンで、ipodはほぼ休眠。miniとキンドルは鞄の中に入ってはいるのだが、あまり利用されていない。第3世代ipadは孫にデズニーの映画を見せる時くらいしか使っていないのだから、すでに化石となってきているのかもしれない。