ポメラDM100
- 出版社/メーカー: キングジム(KINGJIM)
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: オフィス用品
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知らなかったが、もう一年以上前にでていたらしい本機は、キーボードが折りたたみでなくなっている。入力部分はほぼ通常のパソコンなみのスペースであるので(もちろん独立したテンキーや、タッチ・パッドはない)、結構の大きさではあるが、重量は軽く、割合と薄い。背広の胸ポケットに入れるというのは無理でも、鞄に入れて持ち歩く分にはあまり苦にならないだろうということで購入してみた。
当初のポメラは、ちょっとしたメモをその場でテキスト入力をするということを主たる使用場面として想定してようであるが、これはもっと腰を据えて長文を入力するという状況を想定しているようである。わたくしなどは、使うとすればそういう場面が多い。画面はみやすく、キーボードも打ちやすく、半角/全角キーの位置がパソコンと違うので時々打ち間違えることを除けばまずまずである。鞄の中にはipadminiも入っているが、これから長文のテキスト入力する気はとてもしない。テキスト入力という目的からいえば、これはとてもよくできている。
いろいろなおまけの機能がついているが、必要ないものが多いように思う。ブルートゥース接続とか、QRコード化とか辞書だとかはわたくしはいらない。一般に長文のテキストを打つ時には、暫定的な入力をする場合が多く、そこでの入力が最終稿になる場合はあまり多くないと思う。だから辞書で意味を確認などというのは後からすればいいし、縦書き機能もいらない。親指シフト入力にも対応しているがいまこの入力法を使っているひとはどのくらいいるのだろうか? ましてやEvernoteとの連携などごく限られたひとにしか必要ないだろうと思う。わたくしにはSDカードだけで十分である。
これらの機能をけずってでももっと安くしたほうがいいように思う。(いろいろな方の感想を読むと、それらの機能を十分に使っている方も多いようで、わたくしが段々と旧世代になりつつあるということだけかもしれないが・・。)