今日入手した本

D・ハルバースタム「ザ・フィフティーズ」

 ハルバースタムの本は「ベスト&ブライテスト」は読んでいるが、これは読んでいなかった。現在文庫化中で現在まで全3巻のうちの2巻までが刊行中のようである。
 今、吉川洋氏の「高度成長」を読んでいて、それに戦後から高度成長期までの日本はアメリカとアメリカ文化を憧憬したことが書かれている。本書は、その日本が憧れたアメリカ50年代の実相を描いたものであるらしい。
 まだ、巻末の「解説対談 50年代アメリカの虚像と実像」(越智道雄氏と町山智浩氏)(1)(2)しか読んでいないが、それによると 日本が憧れた50年代アメリカというのは虚像のほうであって、実像はなかなかそんなきれいなものではなかったということらしい。