2002-01-07から1日間の記事一覧

三浦雅士「青春の終焉」(3)

「文学界」の最新号での、鹿島茂と関川夏央の対談での巻頭で、「青春の終焉」が論じられている。三浦の言うとおり、70年代で確かに小説は終ったのであり、同時代のものとして小説があったのは、大江健三郎の「万延元年のフットボール」をもって最後とする…