2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
W・ジェイムズ「プラグマティズム」 岩波文庫 1957年 W・ジェイムズ「宗教的経験の諸相」 岩波文庫 1969年
M・バレス「精霊の息吹く丘」 中央公論新社 2007年5月
横光利一「上海」 講談社文芸文庫 1991年 横光利一「欧州紀行」 講談社文芸文庫 2006年12月 坂口安吾「教祖の文学/不良少年とキリスト」 講談社文芸文庫 1996年 海野弘「アール・ヌーボーの世界 モダン・アートの源泉」 中公文庫 1987年 …
人間には本性、たとえば人間性といったものはないとローティは主張するのだが、そうするとある人が別の人のためになにかするといったことがあった時に、それの説明として人間性などというものを持ち出すことはできなくなる。それはたまたまのことであること…
倉橋由美子「パルタイ」新潮文庫 1978年 内田樹「街場の中国論」 ミシマ社 2007年6月 西村朗対話集「作曲家がゆく」 春秋社 2007年5月 鹿島茂「ドーダの近代史」 朝日新聞社 2007年6月 J・ジェル「第一次世界大戦の起源 改定新版」 みす…
50年代:イギリスの「怒れる若者たち」。オズボーンの「怒りをこめてふりかえれ」の中の台詞「俺たちの世代というものは、何か、優れた主義の為に死ぬなんて事は出来なくなっている。(中略)何かもう、すぐれた勇敢な主義なんて残っちゃいないんだ。」 ま…
A・J・P・テイラー「イギリス現代史 1914−1945」 みすず書房 1987年
文藝春秋 2007年5月 二十世紀を10年毎の区切りで論じたものである。もっぱら世界の動きが論じられており、日本はとりあげられていない。同じタイトルの橋本治「二十世紀」(毎日新聞社 2001年1月)が編年体でかつ日本の相当のページを割いている…
岡部勉「合理的とはどういうことか 愚かさと弱さの哲学」 講談社選書メチエ 2007年5月 海野弘「二十世紀」 文藝春秋 2007年5月 デュ・モーリア「レベッカ」 新潮社 2007年5月
第6章から第8章は、デリダ、ナボコフ、オーウェルが論じられているのだが、わたくしはデリダをまったく読んでいない。ナボコフは「ナボコフ自伝 記憶よ、語れ」(晶文社 1979年)と「ヨーロッパ文学講義」「ロシア文学講義」(TBSブリタニカ 198…
岩波現代文庫 2000年9月 ポストモダン関係の本を読んでいると、ハイデガーは逸することのできない名前であることがわかる。それで以前読んだこの本を引っ張り出してきて読み直してみた。ハイデガーの本を読んでも少しもわからない(というか読む気がし…
2ヶ月以上前から左耳の調子が少し悪い。おそらく突発性難聴あるいはそれに類似の疾患と思われる。そうはいってもいたって軽症である。インターネットで突発性難聴について検索すると、さまざまな方の体験記がアップされている。いきなり聴力がゼロになると…
岩波文庫 2006年 今回、これを読んだみたのは、昨年岩波文庫から新訳がでたからなのだが、昨年、一度読み出して、2巻ほど読んだところで、このままいくと4巻くらいから続刊待ちをすることになることに気づき中断、あらためて今年の4月くらいから読み…
K・ステルレルニー「ドーキンス vs. グールド 適応へのサバイバルゲーム」 ちくま学芸文庫 2004年10月