ワクチン3回目

昨日3回目の新型コロナワクチンの接種を受けた。接種部の軽い痛み以外には特に副反応はない。(1・2回目も同じで、わたくしは、副反応は軽いほうのようである。)接種は3回ともファイザー製のワクチン。 わたくしの場合は、少し特殊なケースで、1・2回…

読んできた本(5)福田恆存

福田氏の本を読むようになったのは、前に書いた通り吉本隆明が薦めていたからであるが、最初に読んだのは当時新潮社から刊行されていた「福田恆存評論集」の1と2におさめられていた「芸術とはばいか」と「人間・この劇的なるもの」で、特に後者に驚いたよ…

東大医学部進学過程(理科Ⅲ類)を受験するということ

報道を見ているだけでは何だかよくわからないところがあるのだが、大学受験をめぐる事件がおきたようである。 事件をおこしたとされる高校2年の学生さんは東大医学部を目指していたが、成績がいま一つになって、ここからが理解不能なのだが、それで死のうと…

読んできた本(4)

例年、大体3月には終わっていた医師研修制度反対ストライキが4月になっても終結せず、例年より長引いていたが、それでももう1~2月で終わるだろうと多寡を括って、4月からアテネ・フランセに通いだしたりした。(これは半年ほどで挫折した。もう10月…

読んできた本(3)

一浪して大学に入る前後に読んだ本については記憶が混乱していて、前後関係がはっきりしないところが多いが、おそらく大学に入ってすぐに読んだのが、江藤淳の「成熟と喪失」であったのだと思う。 大学に入ったのが昭和41年(1966年)で刊行も同年、お…

二つの正直

「論語・子路篇、十八」に以下のような有名な(だろうと思う)一節がある。 葉公が孔子に自慢気に話しかけてこう言った。 わたしの村に正直者の躬と呼ばれる男がいます。なぜそう呼ばれるのかというと、どこからか迷いこんで来た羊を躬の父親が自分のものに…

読んできた本(2)

中学に入ると、算数少年から文転して小説ばかり読んでいる怠惰な中学生となった。 最初に読んだのが、そのころ河出書房から出ていた世界文学全集の別巻の「風と共に去りぬ」だった。なぜこれを読んだのかはその時刊行されていたからとしかいえないが、この小…

読んできた本(1)

来年の1月に75歳、後期高齢者になるので、この機会に今まで読んできた本を少しふりかえって見ようかと思う。何しろ記憶力がとみに低下してきているので、随分と事実とは違っているかもしれないが・・・。 小学校時代は算数少年だったのであまり本を読んだ…

朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね 

これは、敗戦の翌年、皇居前広場(当時は人民広場と呼ばれていたらしい)でおこなわれた食糧難を訴えるデモで掲げられたプラカードに書かれた文言らしい。餓死者が続出していた時代である。 最近の小室氏あるいはその周囲へのバッシングには何かそれに似たも…

夕刊が午後三時にくるようになった

わたくしがととっているのは朝日新聞だが、夕刊の配達時間が段々と早くなり、最近では午後三時ごろ配達されるようになった。 当然その日の午前におきたことなどを記事にできる時間などはないはずで、もっぱらあらかじめ作成してあったようなものばかりである…

デノンのCDプレイヤー DCDシリーズ

デノンのこのシリーズは外観がコンパクトでスマートということで購入したのだが、暫く使ってい てトラブル続出となった。 この機種はCDの出し入れがトレイ式ではなく、挿入口にデスクをある程度までいれると機械があとは引き入れてくれる方式なのだが、ま…

そうですねえ

オリンピックのテレビをみていると解説者がやたらと「そうですねえ」といっている。「いや違います」というひとはまずいない。同調圧力? パラリンピックというのをみていると、あらゆる競技が男女別であることに疑問がわいて来る。男女をわけずにしても、た…

客観的な医療

今、コロナウイルス感染の増大のため、疾患の重症度によって入院の適応を決めるという提案がなされている。 その適応を決めるのがパルスオキシメーターによる酸素飽和度の数字なのである。 医師であれば、この提案をみて唖然としないものはないだろう。 病気…

オリンピックへの暴論(2) 勝って来るぞと勇ましく

高校野球などで、出場校の地元の公民館などで地元のひとが集まって旗などを振っているのをテレビで見ることがあるが、死ぬほど不愉快である。これは現在批判の的になっている同調圧力そのものである。勝ってくるぞと勇ましく ちかって故郷を 出たからは 手柄…

一億白痴化

テレビが日本に普及し始めた1957年、これを『一億白痴化運動』と評したのは大宅壮一である。「テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億白痴化…

アトランティスのこころ

このところ暇しているのでアマゾンで映画「アトランティスのこころ」をみた。 これはスティーブン・キングの「Hearts in Atlantis」を映画化したもので、「黄色いコートの下衆男たち」「アトランティスのハーツ」「「盲のウイリー」「なぜぼくらはヴェトナム…

藤田紘一郎さん

藤田さんの「もしも、私が「がん」になったら。」(光文社新書 2021 4月)を読んでいたら、その藤田さんの訃報が報じられた。誤嚥性肺炎ということであった。誤嚥性肺炎は相当抵抗力・体力が落ちた高齢者の病気だから、「癌」とか何らかの基礎疾患があ…

走る人

最近、散歩をするようになって感じるのがジョギングというのだろうか走っている人がとても多いということである。時によると歩いているひとより走っている人の方が多いことさえある。 これはロコモティブ・シンドローム(高齢になって筋力の低下によって日常…

シン・ゴジラ

今日午後暇だったので、アマゾン・プライムで「シン・ゴジラ」を初めて観た。 前半は現在のコロナ禍における日本の混乱を予見したみたいで(もちろん本作はコロナ禍以前の製作)、それなりに面白かったが、後半になると神風特攻体を想起させるような話になっ…

G7

現在、英国でG7(2021G7サミット)がおこなわれているのだそうである。 参加国は、英米加独仏伊そして日本。菅首相はコロナ・ワクチン接種率が低いので肩身がせまい思いをしているのだそうである。 なんで、日本でワクチン接種がこんなに遅れている…

一般男性 一般女性 上級国民

最近ネットなどで良く読むことがあるが、とても不愉快な言葉に、「一般人」と「上級国民」という言葉がある。 あるところで、「一般男性・一般女性」というのは、芸能人やスポーツ選手、著作者などのようにマスメディアで活動していない人のことで、そのプラ…

コロナ・ワクチン接種の予診票の問題

今日の朝日新聞の3面に「接種 予診票の質問で混乱」という記事がでていた。この3面はすべてコロナ・ワクチン関連の記事でその中でも目立たない記事である。 この「接種 予診票の質問で混乱」というタイトルでは「あ、また混乱ね!」と受け取られるだけで、…

ワクチンの打ち手

最近、コロナワクチンの接種が少し進んできて、打ち手の問題がクローズアップされてきている、 要するに接種の筋肉注射は医療行為であるから、癌密に資格を有するひとのみが行えるものであるということで、医師・看護師などに限定されるという話である。 し…

開戦前夜?

最近、オリンピックをめぐって色々な意見が飛び交っている。そこでは今の感染状況でオリンピックが開催できるだろうかという一見科学的なあるいは客観的にみえる議論においても、その根底には日本はバカにされている、あるいは日本人の見方は無視されて、欧…

東京の街並み

最近わけあって散歩をする機会がふえている。それで近所を散策してみて感じたことを少し書いてみる。 一言でいうとまことにつまらない街だなあということである。 ヨーロッパにいっていつも驚くのが、街並みがとても整然としていることである。皆、似たよう…

コロナ・ワクチン2回目

3週間前に一回目を打ったので13日に二回目の接種をした。一回目は注射部位の疼痛程度くらいであったが、今回はやや倦怠感があったが軽微であった。これで10日前後たてばほぼ高率に抗体ができてくるはずである。 外来でも高齢の方がようやく予約がとれた…

新聞がおかしくなってきている?

新聞といってもわたくしがとっているのが朝日新聞であるので、それへの感想である。 最近やたらと広告が多くなってきているなあという印象があったので、本日の朝刊を調べてみた。 2面通しの広告が一つ、全面広告五つ。その一つはコロナワクチンについての政…

コロナ・ワクチンの接種

医療者の特権で2週間前に第一回の接種を受け、来週に二回目を受ける予定である。 少なくとも、第一回目ではほとんど副作用はでなかった。(接種の翌日に接種部の軽い痛みがあった程度。) 接種の前に予診票にいろいろ書かねばならないところがあるのだが、…

 今日入手した本 谷川俊太郎 山田馨 「ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る」 (ナナロク社 2010年)

もう10年以上前にでた本だが、まったく知らなかった。偶然、書店でみつけたもの。山田氏は岩波書店の編集者で谷川氏と個人的にも親交のあるひとらしい。 対話で読みやすいこともあるが、面白く、飛ばし読みであるが、かなりをもう読んでしまった。 「二十…

今日 入手した本 若松英輔「霧の彼方 須賀敦子」 集英社 2020年6月

新聞で紹介されていたので購入したのだが、パラパラと見た印象ではわたくしにはどうも苦手な方向の本のようである。明確にカトリック教徒としての須賀氏を論じた本のようで、「霊性」とか「霊と肉の相克」とか「キリスト者」とかとかいった言葉にあふれてい…