2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
みみずく古本市 (ちくま文庫)作者: 由良君美出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/01/01メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件) を見る 文庫本だが、この原著はもっているような気がする。本棚の奥を探せばどこかにあるのかとも思うが、…
知の逆転 (NHK出版新書)作者: ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン,吉成真由美出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/12/06メディア: 新書購入: 2人 クリック: 111回…
最後に見たパリ作者: エリオット・ポール,吉田暁子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る エリオット・ポールというひとは、おそらく日本では全く無名のひとで、吉田健一オタク以外にはほとん…
われわれは車の運転をしているとき、助手席のひとと話ながらいても、いざ危ない状況となるとブレーキを踏んでいる。もちろん前を見て運転しているのだが、見えているものについてほとんど意識していない。意識してはいないがそれでも見ている。 それと同じよ…
吉本隆明という「共同幻想」作者: 呉智英出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/12/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (14件) を見る 「吉本隆明って、そんなに偉いんですか?」という本で、「全然、偉くなんかない!」とい…
早川書房 2012年11月 カーネマンのことをはじめて知ったのはタリブの「まぐれ」を読んだときで、それを読むまではカーネマンのこともトヴァスキーのことも、カーネマンがノーベル経済学賞をとったことも、行動経済学という学問分野ができてきているこ…
新潮新書 2012年12月 片山氏の本は「未完のファシズム」がとても面白かったのだが、それは東日本大震災以前に書かれたもので、この「国の死に方」は、震災の後、このままでは国が滅ぶのではないかという危機感のもとに書き始めたものらしい。それでこ…
今日外来でみた患者さん約70人位(そのうちの高血圧は20人位?)のうち3人から昨日NHKでやっていた番組について質問をされた。高血圧についての番組らしく、血圧は上肢・下肢の左右4ケ箇所で測定しないと意味がないとか、上下の差が大きいひとは急…
ファスト&スロー (上): あなたの意思はどのように決まるか?作者: ダニエル・カーネマン,友野典男(解説),村井章子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/11/22メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 204回この商品を含むブログ (46件) を見る カーネマンの一…
2月ほど前から、現在自宅で使っているノートパソコンに「× ハード ディスクの問題が検出されました」という表示がでるようになり、次第にその頻度が増してきた。一応バックアップをとって恐る恐る使っていたが、停止することはなくなんとかきていた。しかし…
新人物往来社 2012年 9月 ウォーの第二作目の小説らしい。第一作「大転落」(「衰亡記」)と第三作「黒いいたずら」の間にくる。この第一作と第三作ともにとても面白かったのだが、これは今一つであった。この前後の2作ともにリアリズムとはまったく縁…