2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック出版社/メーカー: キングジム(KINGJIM)発売日: 2011/11/25メディア: オフィス用品購入: 13人 クリック: 923回この商品を含むブログ (56件) を見る 以前にもこのテキスト入力機を使っていたことがあるが、前の…
「エキスパートの直感は信用できるか」と題されているこの章では、「信用できない」派であるカーネマンが、「信用できる」派であるクラインと、「経験豊富な専門家が主張する直感はどんなときなら信じてよいか」について共同研究したエピソードが紹介されて…
医療幻想―「思い込み」が患者を殺す (ちくま新書)作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/02/01メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 久坂部氏の本は以前「日本人の死に時」を読んだことがある。氏はお医者さん兼小…
丸谷才一編・花柳小説傑作選 (講談社文芸文庫)作者: 吉行淳之介,永井荷風,徳田秋声,里見とん,大岡昇平,永井龍男,丹羽文雄,志賀直哉,井上ひさし,瀬戸内晴美,島村洋子,佐藤春夫,丸谷才一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/09メディア: 文庫この商品を含…
われわれの直感的予測はしばしば間違いを犯す。その予測はシステム1がおこなうが修正はシステム2の仕事である。しかしシステム2が働くためには相当な努力が必要となる。だから合っていても間違っていても大勢に影響がない予測であれば、直感が担当しても…
この章は医療の臨床の問題と直結していると思うので、単独で取り上げることにする。 いわれているのは「2種類の計測値の相関が完全でない場合には必ず平均回帰が起きる」ということである。これだけだとなんだかよくわからないが、カーネマンが好きな公式、…
第14章と15章は、われわれが統計あるいは確率ということをいかに理解しづらいかを二人の人物像を通して示している。 一人は「頭はいいが、創造性には欠ける、システム的なものを愛するが書く文章は機械的、SF的なものを愛するが、同情心は薄く、自己中…
第11章 アンカー アンカーは「錘」で、まったく判断する材料をもたないことを判断せざるを得ない場合、無関係な数字などの提示が簡単に判断に影響してしまうことをさす。「ガンジーは亡くなったとき114歳以上だったか」という質問と「35歳以上だった…
第10章「少数の法則」は大変面白かったので、単独でとりあげてみる。 細工をしていないコインを投げて、裏表のどちらがでるかを記録していく。表裏裏表表表裏表裏表・・・などで、この場合、最初の2回なら1:1。4回なら1:1、6回なら1:2、8回な…
第4章の冒頭にあるのが、 バナナ げろ という2つの言葉。 われわれは、この言葉を読むと、自動的にさまざまなことが頭に浮かんでしまう。これらは自動的におきてしまうので、浮かばないようにコントロールすることはできない(システム1)。 この2つの言…