2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
スピノザの方法作者: 國分功一郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2011/01/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 106回この商品を含むブログ (38件) を見る 4月から一部の仕事から離れられることになり、特に夜の会合などから大幅に解放されることにな…
第10章「メディアが科学をおとしめる」は大した話題がないし、第11章「なぜ賢い人がばかなことを信じるのか」は統計の初歩のような話なのでパスして、 第12章「誤った数字が用いられることの恐ろしさ」 マスコミは大げさな数字を好むので「相対リスク…
出会い作者: ミランクンデラ,西永良成出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/01/20メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る 評論集? 新聞で誰かが紹介していた(大江健三郎?)。まだほとんど読んでいないけれど、アナトー…
世界文明史の試み - 神話と舞踊作者: 山崎正和出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/12/09メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る なんだか凄いタイトルであるが、内容はポスト・モダン思想全否定、世界はモダンに収斂する…
ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/01/20メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 62回この商品を含むブログ (17件) を見る まだほとんど読んでいないけれ…
第9章「製薬業界のだましの手口」 最初のほうに 政治的な信条がどうであれ、こと医療に関しては誰もが基本的に社会主義者だ。 とある。この文は「医療関係の仕事に利益がかかわっていると考えると心穏やかでいられない」と続く。わたくしが一度も開業という…
第8章「ビタミンでエイズは治らない」 まことに恥ずかしい話だが、ここに書かれていることをわたくしはまったく知らなかった。南アフリカ共和国におけるエイズの話である。 南アフリカでは毎年30万人がエイズで死んでいる。HIV陽性者は630万人。そ…
第6章「栄養評論家の作り話」 わたくしはあまりテレビをみない方なので、日本の栄養評論家といって頭に浮かぶ顔はないが、イギリスでは有名な栄養評論家というのがいるらしい。著者はかれらの論法がいかにおかしいかを詳細に示す。 フルーツジュースが寿命…
河出書房新社 2011年5月 著者はイギリスの精神科医であり、医療ジャーナリスト。本書を読んでの第一の感想は、イギリスも日本も同じなんだなというものである。日本のマスコミは他国にくらべて程度が低いのではないかと思っていたのだが、イギリスでも…