今日入手した本
- 作者: エリオット・ポール,吉田暁子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: 単行本
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わたくしは健一オタクなので、以前、翻訳がでていない「The Last Time I Saw Paris」を原書で取り寄せてみたのだが、例によって英語が難しく読めなかった。今回、この翻訳がでることを知って、早速、とりよせてみた。訳者が吉田暁子氏である。吉田健一の娘さんは吉田暁子といったはずで、この訳者は娘さんに違いないと思うのだが、「訳者あとがき」には「吉田健一が『書架記』で激賞しているし」などと他人のように書いている。吉田健一が吉田茂の息子であることを宣伝に使われることを嫌ったように、暁子氏も健一の娘であることをぬきにしてこの訳書を評価してほしいということなのかなとも思うが、同姓同名の別の方なのだろうか?
題名は「最後にパリを見た時」のほうが素直でいいような気がする。
あとは同じポールの「ルウブル博物館でのごたごた」を誰か訳してくれないだろうか? 実はずっと以前に翻訳がでているのだが、古書で一万円以上するので業腹で買っていない。原書は入手できなかった。