2004-08-15から1日間の記事一覧

水谷三公 「丸山真男」

[ ちくま新書 2004年8月10日初版] 最初のほうに、丸山真男は「世間」の人ではなく、「社会」の人であったという指摘がある。「社会」はムラ八分もいじめもない、欧米近代にある自由な個人の自発的な協力と連帯を約束するものであったが、それが日本に…