2010-02-27から1日間の記事一覧

清水幾太郎「倫理学ノート」(終)第11章「アトムについて」第19章「ハロッドの不安」「余白」

今回が最終であるが、ここでもう一度本書の構成をふりかえってみる。 第一章はムアの「倫理学原理」からはじまる。ムアはブルームズベリー・グループをあらわし、その一員であるケインズが主役の一人となる。ここでは端役であるが、ムアとD・H・ロレンスの…