2010-11-07から1日間の記事一覧

村上龍 「歌うクジラ」

講談社 2010年10月 村上龍の最新の小説。100年後の日本を描く、犯罪者を隔離する島で育てられた15歳の少年が、父の死に際しての言葉を実現するため本土への旅にでる、という話である。 こういう設定は、すぐに、以前、村上春樹の「1Q84」を論…