2011-08-03から1日間の記事一覧

T・イーグルトン「詩をどう読むか」(2)

「文学の楽しみ」で吉田健一はこのように書く。 リイヴィスは、現代文明は機械的で俗なもので、文学を文学として見る時に、そこに現代人の救いがあるという説らしい。リチャアズは、文学に接するのが人類にとって貴重な経験であることは、何れは科学が証明す…