2012-03-03から1日間の記事一覧

國分功一郎「暇と退屈の倫理学」

最初は非常に面白いと思って読んでいたのだが、そのうちに何か今一つという気がしはじめた。本書の後のほうで使用されている言葉を用いるならば、だんだんと「本来的なものを想定」しているように読めてきてしまった。ここでは、たとえばアレントが本来的な…