2012-03-11から1日間の記事一覧

國分功一郎「暇と退屈の倫理学」(3)

第5章の「暇と退屈の哲学」は、國分氏が退屈論の最高峰だというハイデガーの退屈論が論じられる(國分氏はハイデッガーと記しているが、ハイデガーという表記になれてしまっているので、以下もハイデガーで通すことにする)。世に退屈論というのがどのくら…