2014-05-03から1日間の記事一覧

 ソーントン不破直子「戸籍の謎と丸谷才一」(終)

本書は終章に「死すべきものの彼方 ― 四季と写真に関する考察 ―」というのがあるが、わたくしの関心をひく話題は特になかった。 この本がわたくしの興味をひいたのは不破氏が文学にかんする学問に従事するひとでありながら、それでもこういう評論的な本(氏…