2021-04-12から1日間の記事一覧

荒川洋治「文学は実学である」(みすず書房 2020年10月刊)

荒川さんの本は、「文芸時評という感想」がとても面白かったので、昨年10月に出たこの本も読んでみることにした。 「文芸時評という感想」では、例えば「環境文学の一面」での大江健三郎を評した「結局、家族のことだった のかと思う」とか、「宮沢賢治と…