今日入手した本

 第一次世界大戦が古き良きヨーロッパを徹底的に打ち壊したことはよく知られているが、そうであるならば古き良きヨーロッパの象徴であるクラシック音楽もまた第一次世界大戦でよって終わったのだということが本書の趣旨なのではないかと思う(まだよくは読んでいないけれど)。それらならば日本のクラシック音楽はいつ終わったのか? あるいはそもそもまだ始まっていないのか? あるいは能天気にもまだ存命であるのか?というようなことも、また考えさせる本なのではないかとも思う。