Robert Arthur 「The Three Investigaors 3 The Mystery of the Wispering Mummy 」

 [Rondom House 1965]


少年探偵団ものの一冊。3000年の眠りからさめて、ささやくミイラの話。
 3人の少年探偵の指導者であり、思考部門担当の少年は、なんとなく可愛げのないこまっしゃくれたところのある少年であるが、科学の信奉者であり、まことに論理的であって、一切の超自然現象を信じない。
 1960年代というのはそういう時代だったのかなあという気もする。今の子供たちはこの本を読んでどう感じるのだろうか?

(2006年3月21日ホームページhttp://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/より移植)