Robert Arthur 「 The Three Investigators 7 The Mystery of the Fiery Eye 」

  Random House 1997


 少年探偵団ものの4冊目。Fiery Eye は宝石の名前。こういう話を大人むけに書いたら、ご都合主義といわれること必定である。子供はそんな文句はいわないから、作者も都合のよい偶然で楽しく話をはこんでいく。今までよんだ4冊のなかでは一番話の運びが素直で伏線も少ない。それだけ薄味かもしれない。

(2006年3月21日ホームページhttp://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/より移植)