今日入手した本
- 作者: ミヒャエルシュテュルマー,Michael Stuermer,池田嘉郎
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 単行本
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冷戦終結後は世界は西欧流の民主主義体制に収斂していくという予想は外れたようで、ロシアは帝政ロシア・ロシア正教のロシアに、中国は?中華"としての中国に戻っていきそうに素人目には思える。そんなことを考えているので参考になればと思って読んでみることにした。
ロシア人の平均寿命(特に男性の)はソ連の崩壊あたりから現在にいたるまで、OECD諸国よりも10歳以上短いままであるはずで、こういう事実は社会の混乱がソ連の崩壊後おさまらないままであることを示唆しているのであろうと思うが、そういう社会をなんとか維持していくためには強権の存在が不可欠なのであろうか?
- 作者: 石川迪夫
- 出版社/メーカー: 日本電気協会新聞部
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 単行本
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福島の原発事故というのが本当のところはどういう事態であったのかということは、新聞などをみている限りにおいてはまったくわからない。事実としてどういうことがあったのかもわからない。以前、ムラーの「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス」を読んでいて、チェルノブイリの事故が設計ミスと操作ミスが重なっておきた例外的な事象であると思っていた(読んだのは2010年であると思う)ので、福島の事故をみて驚いた。
本書は実際におきたことがどのようであるかと述べたものであるらしい。