2007-11-11から1日間の記事一覧

梅田望夫「ウェブ時代をゆく −いかに働き、いかに学ぶか」 (2)希望の国

村上龍氏の「希望の国のエクソダス」は「一言で言うなら、中学生の一団が「現代日本」の中で反乱を起こし、北海道に新しい「希望の国」を作る話」(加藤典洋「小説の未来」朝日新聞社2004年)である。文春文庫の「文庫版あとがき」で村上氏は、なぜ中学…

梅田望夫「ウエブ時代をゆく −いかに働き、いかに学ぶか」 (1)働くということ

ちくま新書 2007年11月 本書を読んでいある間、ずっと村上龍氏の著作のことが頭に浮かんでいた。たとえば「13歳のハローワーク」であり、「希望の国のエクソダス」である。本書の主題がサバイバルであり、若者の仕事であることからであろう。梅田氏…