今日入手した本

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

 橋本絹代氏の「やわらかなバッハ」を読んで以来、音律あるいは音階について、なにかすっきりしないものが残っている。それで何かいい本はないかと探していたところたまたまみつけた本。まだ少ししか読んでいないが、とてもわかりやすいというか論理的な本のようである。著者は本職?は加速器などを研究するビーム物理学の専門家と紹介してあるが、「最近は暇さえあれば学生バンドに加わってビブラフォンでジャズを演奏している」とある。こういうひと、好きである。「趣味ガラス絵」とある。そうすると「ビブラフォンでジャズ」は趣味ではなく本職のつもり? 誰もそうはいってくれないけれども自分では理科系人間のつもりなので、こういう理科のひとの書いたもののほうが波長があうのかもしれない。
 
CD&DVD51で語る西洋音楽史 (ハンドブック・シリーズ)

CD&DVD51で語る西洋音楽史 (ハンドブック・シリーズ)

 これまた偶然みつけたものだが、なかなか面白そう。西洋音楽史の面白いところはドイツが大きな顔をしているところで、音楽と哲学という浮き世を離れたところでだけイタリアやフランスよりも偉そうにできるという不思議の一端を論じているようである。
 
 以上2冊、ともに最近の本ではないが、たまたまよった「丸善お茶の水店の臨時設置の「音楽特集」のようなことろにおいてあった。