今日入手した本
- 作者: 鹿島茂
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/01
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- 作者: 鹿島茂
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- 作者: アラン.ジョン.パーシベール・テイラー,吉田輝夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/13
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失われた「医療先進国」―「救われぬ患者」「報われぬ医師」の袋小路 (ブルーバックス)
- 作者: 岩本裕,NHK取材班
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/19
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- 作者: 小林美希
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/01/08
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あちこちで水漏れがおきてくるだろうが、なんとかそれを少しでも少なくし、それが大きな決壊に至らないようにだましだましいくしかないのではないかと思う。当然そうなれば現場にしわがよってくる。しかし日本の経済の不調はいたるところに問題を生じさせているはずで、社会のあらゆるところで人々が疲労困憊している。医療崩壊とか看護崩壊もその大きな崩壊の局所の雪崩の一つとしておきているのだから、医療や看護というせまい範囲での対策でどうにかできる問題ではないのではないだろうか?
かろうじてまだ事態が完全な破局にいたっていないとすれば、それは現場にいる人間になんとか「志」がわずかでも残っているからであろう。内田樹氏がいう雪かき仕事をする人間がまだいなくなってはいないのである。そしてどのような世の中になっても、雪かき仕事をする人間はゼロにはならないだろうと思う。そういうひとがシジフォスとして、転がりおちてきた石をまた押し上げる仕事を黙々と続けていくのであろう。それが崩壊をなんとか少しでも遅らせることにかすかな希望を抱くしかないのではないかと思う。