前文訂正

 昨日の記事で、ロシアからマックやスタバは西側の文化の象徴として撤退しないほうがいいのではなどと書いた。
 ところが、今朝の朝日新聞をみたら、「閉店したはず マックに人波」という記事が載っていてびっくりした。本店は確かにロシアの店舗を一時(?)閉鎖したようだが、モスクワだけでも10店以上のフランチャイズが本社に抵抗して?未だに営業しているのだそうである。
 マックの会社内の指揮命令系統はどうなっているのだろう?
 そもそもロシアの社会というのはどうなっているのだろう?

 もしもそこに住む人々がマックやスタバを自分達が生きていく上で必須のものとしているのであれば、いくらプーチン氏が崇高な精神論を唱えても、足元が掬われるのではないだろうか?

 ロシアには「愛国婦人団」のようなものがあって、マックやスタバの前に立って、店に入ろうとしている人に、「あなたは敵方が好んで食べるものを食べようとしている! 恥ずかしいと思わないのか!」と叫ぶとか、「欲しがりません、勝つまでは!」というプラカードを持って街を練り歩く、とかするというようなことはないのだろうか? なにしろプーチン氏の支持率は80%を超えるのである。

 それともプーチン氏の目指すのはロシアがもっと豊かになって、ロシア中にマックやスタバが溢れるようになることなのだろうか?
 何だかよくわからない。

 ということで前文(一日前の記事を訂正する次第。