今日入手した本

片山杜秀の本 3 クラシック迷宮図書館

片山杜秀の本 3 クラシック迷宮図書館

片山杜秀の本(4)続クラシック迷宮図書館 音楽書月評2004-2010 (片山杜秀の本 4)

片山杜秀の本(4)続クラシック迷宮図書館 音楽書月評2004-2010 (片山杜秀の本 4)

 片山氏の本は前に「音盤考現学」をとりあげた。片山氏は日本で西洋音楽を聴くということの意味と位置をつねに意識しているひとで、それは氏の本職(?)が思想史の研究というところにあるからであろう。しかしもう音楽評論家のほうが本職になりつつあるのかもしれないが。
 本書は氏の音楽関係の書評集である。目次をみるとたくさんの本がとりあげられているが、読んだことことのある本は数冊したない。ぱらぱら見たところでは、なかなか刺激的な論考が多い。いずれきちっと論じたい。
 表紙は本にとりかこまれた氏の写真(なのだろうと思う)。こういうのを見るといつもうらやましくて仕方がない。しかし、特に「クラシック迷宮図書館」のほう、この中からいったいどうやって目的の本を探し出すのだろう。