今日入手した本

 

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

 ときどき思い出したように経済学の本を読みたくなるが、段々とやさしい本になっていくのは困ったものである。これはマンガ。ちらちらと見たところでは意外にまともというか正統派の経済学の本のようである。
 
本の魔法

本の魔法

 司氏の本は以前になにか読んだ記憶があるが、繊細というか感受性が強いというか、ふつうの世間ではなかなか生きていくのが大変だろうなという感じのひとであった。本書は氏が装丁した本とその著者について書いた本。まだぱらぱらとしか読んでいないが、ここにでてくる本の書き手たちもみななかなか大変なひとたちばかりである。最後のほうにでてくる小川国夫氏などとんでもないひとである。文士という言葉は今ではもう死語であろうが、ここで描かれる世界は、俗世?から超越?した文士とそのとりまきたちの仙郷なのである。